森保監督、アジア杯イラン戦へ 初優勝大会の“撃破”を会見で回想「カズさんのゴール蘇った」

イラン戦の前日会見に出席した森保監督【写真:Football ZONE web】
イラン戦の前日会見に出席した森保監督【写真:Football ZONE web】

1992年大会で日本がアジアカップ初優勝、森保監督も当時の代表チームで貢献

 日本代表は28日のアジアカップ準決勝でイラン代表と対戦するなか、森保一監督はハッザーア・ビンザイード・スタジアムで行われた前日会見に出席し、日本がアジアカップで初優勝を飾った1992年大会を回想。イランを1-0で撃破した一戦を振り返り、「カズさんのゴールが蘇った」と語っている。

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 日本は1992年のアジアカップで初優勝を飾った。その一員として貢献した1人が、当時中盤で舵取りを担った森保監督だ。グループリーグ最終戦でイランと対戦し、カズことFW三浦知良(横浜FC)のゴールで1-0と勝利した。日本はそのまま勢いに乗り、中国(3-2)、サウジアラビア(1-0)を撃破してアジアの頂点に立っている。

「今言われて思い出した。イラン戦でカズさんが決めたゴールが鮮明に蘇った」と切り出した森保監督は、「あの当時と今、日本サッカーは大きく違う。一つ同じなのはチームの雰囲気。絆を持って戦っている」と指摘。アジアカップ初制覇の“チーム1992”との共通点に言及している。

 1992年大会は日本で開催され、「広島のアジアカップで優勝するという気持ちでチャレンジしていた」という。その一方、現在の日本代表は立場を大きく変えた。「勝って当たり前、優勝して当たり前という雰囲気のなか、選手たちは大きなプレッシャーのなかで自らをコントロールして戦っていると思う」と評価している。

 アジアカップ初優勝を知る指揮官の下、日本代表はイランを撃破し、5度目の優勝に向けて決勝に勝ち上がれるだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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