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韓国メディアがアジア杯8強敗退の母国代表を“自滅”と分析 「勝つ資格がなかった」
アジア杯準々決勝カタール戦を分析 「何一つ魅せることができなかった」
韓国代表は25日に行われたアジアカップ準々決勝でカタール代表に0-1で敗れ、ベスト8でUAEの地から去ることになった。59年ぶりのアジア制覇を狙っていたチームだが、サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」韓国版は「何も魅せることができない韓国、勝つ資格がなかった」との見出しを立てて報道。“自滅”による敗戦だったと試合を分析している。
0-1の惜敗で大会から姿を消すことになった韓国だが、その試合内容を「フォー・フォー・トゥー」韓国版は「長所を全く発揮できず、90分間カタールに振り回された」と振り返っていた。しかしながら、「ベント監督のスタイルどおりにボールを維持して試合を支配したと解釈できる」とも報じているように、ポゼッション率は60.3%と韓国が上回っていてゲームは支配していたように見える。だが、「ほとんどの攻撃は効果的ではなかった」と続けて分析しているように、シュート数では10本とカタールよりも1本少なく、得点を決められずに敗れてしまった印象は拭いきれない。
チーム最年長の全北現代DFイ・ヨンが、「とても残念で虚しい。負ける試合ではなかったと思うとなおさらだ」と語ったと伝えているように、韓国側には“負けた”というより“勝てなかった”という印象を抱く選手が多かったようだ。そうした話を総合して、同誌は“自滅”と表現している。
「まさに自滅だった。弱点を補うことに失敗し、相手の強みを阻むことができなかった。何一つ魅せることができなかったという表現がピッタリだ」
得点の確率が決して高くないミドルシュートで奪われた先制点や、VAR判定でのゴール取り消しなど、韓国が精神力を問われる試合展開となったが、“自滅”という印象をはね返すほどの力強さを見せることなく、無得点のまま終戦。トットナムFWソン・フンミンが「少しずつ良くなる姿を見せたかったが、結局はこのように終わった」と悔やんだとおり、今大会の韓国は初戦から重苦しい空気の試合が多く、最後まで改善する姿を示せないまま、ベスト8でUAEを去ることになった。
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