日本代表、W杯8強の夢破れた「悲劇の高速カウンター」 ベルギー協会が年間ベスト弾に選出

ファン投票を実施、全体の72%の支持を獲得
日本国民にとって苦い記憶として残るあの「14秒間の悲劇」は、ベルギーでは2018年最高の瞬間として記憶されているようだ。ベルギーメディア「メトロ」によれば、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦のベルギー対日本で生まれたMFナセル・シャドリの決勝ゴールが、ベルギーサッカー協会の「ゴール・オブ・ザ・イヤー2018」に選ばれた。
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日本代表を応援していた者なら、誰もが悲鳴を上げた瞬間だった。
2-2の同点で迎えた後半アディショナルタイム4分、FW本田圭佑のCKをキャッチしたGKティボー・クルトワのスローイングからベルギーがカウンターを発動。ドリブルで持ち上がったMFケビン・デ・ブライネが右サイドのDFトーマス・ムニエに展開し、そこから中央へグラウンダーのクロスが送られた。ゴール前のFWロメル・ルカクが意表を突くスルーをし、後ろから走り込んだシャドリが押し込み、ゴールネットが揺れた。
このゴールが決勝点となり、ベルギーは一時0-2とビハインドを背負ったところから大逆転勝利。見事、8強へ駒を進めたのだった。
そして、このシャドリのゴールがベルギーサッカー協会の2018年「ゴール・オブ・ザ・イヤー」に選出されたという。ファン投票による結果で、全体の4744票のうち72%の支持を獲得して断トツの1位だった。
2位は同じくロシアW杯の準決勝ブラジル戦でデ・ブライネが決めたミドルシュート(17%)だった。
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