ネイマールを骨折させたストラスブールMFを指揮官が擁護 「なぜしたのか理解できる」
ストラスブール側は選手・監督ともにネイマールのプレーを問題視
パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールは、現地時間23日に行われたクープ・ドゥ・フランス(フランス杯)ラウンド32のストラスブール戦(2-0)で、MFモアタ・ゼムゼミから立て続けに3回のファウルを受けた。このプレーによりネイマールは、第5中足骨骨折をしたとされているが、ストラスブール側は選手、監督ともに「ネイマールの態度が引き起こした」と主張する。これに対してPSGのトーマス・トゥヘル監督は、怒りを露わにしている。英公共放送「BBC」が報じた。
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PSGが1-0のリードで迎えた後半11分、中盤でドリブルを仕掛けたネイマールに対し、ストラスブールのゼムゼミが対応する。ゼムゼミは左足でネイマールの右足を刈るような守備を見せた。これに対してネイマールは、両手を地面に付きながらも起き上がり、ドリブルを再開しようとする。だが、その瞬間、再びゼムゼミは左足を出し、今度はネイマールの左足を刈る。バランスを崩しながらもドリブルを続けようとしたネイマールだったが、さらにゼムゼミは左足で、ネイマールの右足と一緒にボールを蹴った。
ゼムゼミの1回目のアプローチから、ネイマールが倒れるまでの時間はわずか3秒程度。その後のリスタートから、ネイマールは仕返しをするかのようにゼムゼミを得意の“レインボーフリック”(ヒールリフト)で抜き去り、枠には飛ばなかったものの強烈なボレーシュートを放った。しかし、この時ネイマールはすでに負傷しており、涙を流しながらピッチを去っている。
そんなネイマールについて、ストラスブールMFアンソニー・ゴンサルベスは試合後、「あれがネイマールのスタイルだけど、蹴られた時に文句を言うなと思う。彼は素晴らしい選手でリスペクトしているし、一人で楽しむのもいいけど、後から泣きつくな」とコメント。ストラスブールのティエリ・ローリー監督も、ネイマールを「驚異的」と褒める一方で、その態度に問題があると指摘。ネイマールに3度のチャレンジをしたゼムゼミの行動に「まったく悪意がなかった」と述べ、このように続けている。
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