アンリ監督を解任したモナコ、3カ月半前にクビ宣告のジャルディム前監督が復帰
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ジャルディム監督との2年半契約について、副会長は「個人的な責任を負う」
フランス1部リーグ・アンで19位と降格圏に低迷するASモナコは25日にティエリ・アンリ監督を解任し、昨年10月まで指揮を執っていたレオナルド・ジャルディム前監督と2年半で再契約を結んだと発表した。わずか3カ月半で、まさかの出戻りとなっている。
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モナコは昨年10月、リーグ・アンでわずか1勝にとどまり、リーグ18位の状況でジャルディム監督を解任した。その後任としてアンリ監督を迎え入れたが、元フランス代表FWが指揮した20試合の成績は4勝5分11敗(リーグ戦2勝)と、悪い流れを変えられず、チームは降格圏から抜け出せずにいた。
そしてクラブはついにアンリ監督の解任を決断し、注目の後任にはジャルディム監督を指名した。新たに2年半契約を結び、わずか3カ月半での再登用が決定した。
モナコのバディム・バシリエフ副会長は、この監督交代について「我々は非常に挑戦的な時を過ごさなければならない。この決定は私が個人的な責任を負う」とコメント。苦渋の決断だったと明かした。
2シーズン前にリーグ・アン優勝に導いた監督の下、モナコは泥沼から這い上がることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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