浦和の1次キャンプは“地獄のハードトレ” J&ACL二冠達成へ、監督の「煽り方は凄い」
沖縄1次キャンプは連日の2部練習、オリヴェイラ監督や大槻コーチが選手に強烈な檄
浦和レッズがJリーグとAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の同時優勝という大きな目標を掲げてスタートした新シーズンは、オズワルド・オリヴェイラ監督による“地獄のキャンプ”の様相を呈している。沖縄県で行われている1次トレーニングキャンプは25日で中間地点となる4日目を終えたが、すべての日程が2部練習と厳しい追い込みが続いている。
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浦和は17日に始動すると、1日のオフもなくキャンプに突入した。22日がキャンプ初日となったが、前日は午前中にさいたま市内でトレーニングを行い、午後に沖縄へ移動。キャンプ初日の朝から、いきなりハードトレーニングをスタートさせる徹底ぶりだ。そのうえ、中村修三ゼネラルマネジャーは、1次キャンプでは対外試合を行わず、2次キャンプでも1試合のみというトレーニング漬けのキャンプにすることを、指揮官からリクエストされたことを明かした。
そのメニューも、指揮官による強烈なメニューが多い。30メートルほどのグリッドの中でマンツーマンを要求されるポゼッションゲームや、そこに4つのゴールを設置したゲーム。さらにはサイドの選手がピッチの端から端までスプリントしながらパス交換とクロスを要求されるものなど、傍目で見ていても明らかにキツイ。そのうえ、オリヴェイラ監督や大槻毅ヘッドコーチがピッチ脇から強烈な檄を飛ばすのだ。
「ボールをつなぐだけじゃない! 勝負に勝て!」
「試合で相手は手を抜かない!」
「(1時間半ほど経過した後に)まだウォーミングアップしか終わってないぞ!」
「そっちのビブスは男じゃないのか! 相手の前に入れ! ゴールを決めろ!」
今季、横浜F・マリノスから加入したDF山中亮輔は、柏レイソル時代に指導を受けたブラジル人監督のネルシーニョ氏との比較で「横からすごく声をかけて煽られて、120%の力を出させられる感じは似ているなと感じますね」と話す。また、DF森脇良太は「練習が終わると監督は満面の笑みですけど、あれは僕たちを追い込むことに成功したということなんでしょうね」と、疲労感がにじむ顔で苦笑いした。
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