日本代表に漂う強豪国級の「守備の余裕」 DF長友が成長実感「今までの代表になかった」

日本代表歴代5位タイの男が得ている好感触 「自分たちのサッカーができなければ…」

「今の日本代表の後ろの選手は、経験があって、海外で揉まれているだけあって余裕がありますよね。僕も10年くらい日本代表にいますけど、攻められても余裕があるというか、締めるところを分かっているところに強さを感じる」

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 長友が代表デビューを飾ったのは、2008年5月24日の国際親善試合コートジボワール戦(1-0)だ。それから10年以上代表選士として戦い続け、代表キャップ数はMF長谷部誠(フランクフルト)に並ぶ歴代5位タイ。そんな男が今までにない好感触を得ている。

「今までの日本代表になかった。自分たちのサッカーができなければ、崩れてカウンターやセットプレーで失点するのが今までの日本だったけど、守備の成長を感じています」

 今大会を通じて着実に成長を遂げる日本代表。最終ラインの両翼は左を長友、右を酒井宏樹(マルセイユ)が固め、キャプテンのDF吉田麻也(サウサンプトン)と20歳の冨安がセンターバックでコンビを組む形が定着しつつある。イラン戦でも同様の並びとなりそうだが、ここまで5試合12ゴールを誇る強力な攻撃を封殺できるだろうか。

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