「サッカー史上最高のゴール」 守備職人カンテの“3人連続股抜きミドル弾”に海外騒然
チェルシーはリーグ杯準決勝第2戦でトットナムを2-1で下し、シティの待つ決勝に進出
チェルシーは現地時間24日、リーグカップ準決勝第2戦でトットナムに2-1で勝利。合計スコア2-2で迎えたPK戦を4-2で制し、決勝進出を決めた。この試合で誕生したフランス代表MFカンテの“3連続股抜きミドル弾”に海外メディアがスポットライトを当てている。
敵地での第1戦を0-1で落としていたチェルシーは、本拠地でトットナムを迎え撃った。同じロンドンに拠点を置くライバルチーム相手に果敢な攻めを見せると、流れを引き寄せる先制点を決めたのがカンテだった。
0-0で迎えた前半27分、ベルギー代表MFエデン・アザールが蹴り込んだ左コーナーキックは相手にクリアされたが、ペナルティーエリア手前に転がったこぼれ球に走り込んだカンテが右足を一閃。弾丸のようなグラウンダーのシュートは、ブロックに飛んだウェールズ代表DFベン・デイビス、ゴール前にいたフランス代表ムサ・シッソコ、アルゼンチン人GKパウロ・ガッサガニの股を3連続で抜き、そのままトットナムゴールに突き刺さった。
この“3連続股抜きミドル弾”に海外メディアも注目。英メディア「Dream Team」は「カンテのトリプル股抜き弾は傑出したゴールを飾るフットボール博物館に展示するに値する」と見出しを打ち、「1度、いや2度、なんと3度!」と感嘆している。
また、アイルランドメディア「Balls.ie」は「これまでこのようなゴールは見たことがない」と綴り、「全くもって反則級だ。公平に言えば、この一撃には多大な運がついてきたものだった。3人の選手の股をすり抜けるには、運を手繰り寄せる必要がある。もしそれすら本気で狙っていたならば、これはおそらくサッカー史上最高のゴールとなる」と言及していた。
その後、アザールが追加点を奪い、2-1で勝利したチェルシーは決勝へ駒を進めた。リーグカップ決勝の相手は難敵マンチェスター・シティ。優勝を勝ち獲るには、この日見せたような守備職人カンテの積極的な攻撃参加がカギを握るかもしれない。
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