吉田不在の間に右SBが流出か サウサンプトンDFソアレスがインテル移籍合意へ
ダルミアンとの交渉が不調のインテル、ポルトガル代表DFソアレス獲得間近と報道
日本代表DF吉田麻也が所属するイングランド・プレミアリーグのサウサンプトンから、ポルトガル代表DFセドリック・ソアレスがイタリアの名門インテルへ移籍することが合意に達したという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
ソアレスは今シーズン、サウサンプトンの右サイドバックでレギュラーとして活躍。2018-19シーズンはリーグ戦18試合に出場して1ゴール2アシストの成績を残している。インテルとサウサンプトンは買い取りオプション付きのハーフシーズンの期限付き移籍で合意したようだ。レンタル料が50万ユーロ(約6200万円)で完全移籍には1100万ユーロ(約13億6000万円)が必要だとしている。
セドリックは現地時間25日にメディカルチェックを実施し、そのままインテルと契約を結ぶという。
今季のインテルは、ロシア・ワールドカップでクロアチア代表の右サイドバックとして準優勝に貢献したDFシメ・ヴルサリコを獲得していた。しかし、フィジカルに問題を抱えており、クラブが期待していたパフォーマンスを示すことが難しかったため、右サイドバックの補強が必要だと考えたという。当初、マンチェスター・ユナイテッドのイタリア代表DFマッテオ・ダルミアンの獲得を狙っていたが、クラブ間の金銭的な隔たりが埋まらずに頓挫。そこで、セドリックに白羽の矢を立て、交渉を進めたという。
現在、日本代表の一員としてアジアカップを戦っている吉田が、クラブに戻った時には頼れる右サイドバックがチームを去っているということになった。セドリックは初のイタリアでのプレーになるが、プレミアリーグで見せていたクオリティーを維持することができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)