J1神戸移籍も浮上するウルグアイ代表DFカセレス 古巣ユベントスが争奪戦に参戦か

ウルグアイ代表DFマルティン・カセレス【写真:Getty Images】
ウルグアイ代表DFマルティン・カセレス【写真:Getty Images】

ユベントスが再獲得オファー、ラツィオに直接コンタクトと伊メディア報道

 先日、欧州メディアは、ヴィッセル神戸がセリエAのラツィオに所属するウルグアイ代表DFマルティン・カセレスの獲得に乗り出していると報じていた。そのカセレスに対し、古巣ユベントスが再獲得に乗り出したと、衛星放送「スカイ・イタリア」が報じている。

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 ユベントスは現在、カタールのレフウィヤSCからモロッコ代表DFメディ・ベナティアに対する移籍金約1000万ユーロ(約12億4000万円)に成果ボーナスを加えるオファーが届いている。ベナティアは今季リーグ戦5試合の出場にとどまっていることから、移籍の可能性は高そうだ。

 ベナティアというバックアッパーを放出する可能性が出てきたユベントスは、残り1週間を切った冬の移籍市場でカセレスの再獲得に乗り出したようだ。イタリアのメディアによると、すでに直接コンタクトを取り、一時的な囲い込みに成功。現地時間25日にラツィオとの交渉をまとめる段取りを組んでいるという。

 カセレスは2012年から16年までユベントスでプレーしたが、15年9月には愛車のフェラーリで飲酒運転をして激しくクラッシュするという事故を起こした。これにより自動車メーカー「FIAT」をメインスポンサーとするユベントス幹部の逆鱗に触れて一時的にトップチームの登録から外されたこともあった。そのシーズン限りで契約満了となり所属クラブなしの状況となったが、その後はサウサンプトンやベローナでのプレーを経て、昨年1月にラツィオへ加入していた。

 カセレスとラツィオの契約は今年6月までだが、ラツィオは1年間の契約延長オプションの権利を持つとされる。神戸が獲得を目指しているとされる実力者には、古巣のイタリア王者という強烈な競合が生まれた模様だ。果たして神戸はユベントスに勝ち、カセレスをJリーグに連れてくることができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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