ネイマール、負傷退場前の“報復ヒールリフト”に海外脚光 「途方もないトリック完成」
フランス杯ストラスブール戦で右足負傷も、足を削った相手をヒールリフトで翻弄
パリ・サンジェルマン(PSG)は現地時間23日のクープ・ドゥ・フランス(フランス杯)ラウンド32でストラスブールと対戦。ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニとアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアのゴールで2-0と勝利した。エースのブラジル代表FWネイマールは右足の負傷で途中交代となったが、その直前には鮮やかなヒールリフトで相手を翻弄。海外メディアも「ネイマールは途方もないトリックを完成させた」「ネイマールは負傷したが、その前にはこれだ!」と報じている。
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前半から厳しいマークを受けていたネイマールは1-0で迎えた後半11分、敵陣センターサークル横でボールを受けると、あっさりと相手を入れ替わってドリブルを開始。行く手に立ちはだかったストラスブールのチュニジア人MFモアタ・ゼムゼミを抜きにかかった。
ネイマールは右足を蹴られながらも両手を地面に付きながら起き上がり、そのままドリブルを継続。今度は左足を払われてバランスを崩しながらもドリブルを続けようとしたネイマールだったが、再びゼムゼミに右足をかけられると、ピッチに打ちつけられた。
一触即発となった直後、ネイマールは素早くリスタート。両足でボールを挟んでジャンプすると、絶妙なコントロールで浮かせ、鮮やかに頭上を抜いてみせた。直前にネイマールにファウルを犯していたゼムゼミは天を見上げるだけで対応できず、いとも簡単に背後を取られて逆に転倒させられることになった。
ネイマールはその後、痛めた右足を気にしてピッチ外へ。治療を受けたが、後半17分にフランス人FWムサ・ディアビとの交代でピッチを後にした。
PSGは試合後、ネイマールが右足の第5中足骨を負傷したことを発表したが、衛星放送「ビーイン・スポーツ」アメリカ版は公式ツイッターで「ネイマールは負傷したが、その前にはこれだ!」とヒールリフトの動画を公開。スロバキアのスポーツメディア「sport7」も「ネイマールは途方もないトリックを完成させた」と報じている。
ネイマールは昨年2月に同じ右足の第5中足骨を骨折し、長期離脱を強いられただけに、大事に至らないことを祈るばかりだ。
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