殊勲弾の堂安、オランダメディアも活躍を称賛「ゴールドの価値」「相変わらずクール」

日本代表MF堂安【写真:Yukihito Taguchi】
日本代表MF堂安【写真:Yukihito Taguchi】

堂安が獲得したPKを自ら決め、ベトナムを1-0で破ってベスト4に進出

 日本代表は24日のアジアカップ準々決勝でベトナムを1-0で破り、ベスト4に駒を進めた。後半、VAR判定で獲得したPKを決めたMF堂安律(フローニンゲン)にオランダメディアも注目している。

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 前半24分、左コーナーキックの場面でMF柴崎岳(ヘタフェ)のボールをDF吉田麻也(サウサンプトン)が叩き込んでネットを揺らすも、今大会の準々決勝から導入されたVARが適用され、シュートが腕に当たったとしてノーゴール判定となった。

 0-0で迎えた後半8分、MF原口元気(ハノーファー)のスルーパスをペナルティーエリア右で受けた堂安がドリブルを試みると、相手DFに足をかけられて転倒。ファウルのアピールをするも、主審はプレーを続行させた。

 しかしその後、再びVARが適用され、映像を確認した主審はPKを宣告。ファウルをもらった堂安がPKキッカーを務め、ゴール右隅に冷静に流し込んで先制点を奪った。

 決勝弾を奪った堂安に対し、オランダメディアも反応。オランダのサッカー専門誌「Voetbal International」は、「堂安は相変わらずクールで、日本を準決勝へ導いた」と伝えれば、オランダラジオ局「RTV Noord」は「堂安は日本に勝利をもたらすゴールドの価値がある」と見出しを打ち、PKを獲得する決定的なプレーに加え、それを自ら決めきる活躍に惜しみない賛辞を送った。

 堂安はグループリーグ初戦トルクメニスタン戦(3-2)以来となる今大会2得点目。どちらも日本を勝利に導く決勝弾となり、“エース級”の活躍を見せている。

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