日本代表、バックパス処理で“ドタバタ劇” 8強ベトナム戦、あわや失点の大ピンチ誘発

前半終了間際にDF吉田とGK権田の連係ミスから、あわや失点のドタバタ劇を演じた【写真:AP】
前半終了間際にDF吉田とGK権田の連係ミスから、あわや失点のドタバタ劇を演じた【写真:AP】

吉田のバックパスからGK権田がトラップ、再び吉田へのパスを選択してピンチを招く

 日本代表は24日にアジアカップ準々決勝ベトナム戦に臨み、序盤からボールを支配して攻勢を強めた一方、前半終了間際にDFとGK間の連係ミスから、あわや失点のドタバタ劇を演じた。

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 FW武藤嘉紀(ニューカッスル)が出場停止処分となり、FW大迫勇也(ブレーメン)が負傷を抱えるなか、1トップにFW北川航也(清水エスパルス)を起用。それ以外のスタメンは21日の16強サウジアラビア戦(1-0)と同じメンバーが並んだ。

 序盤から日本がボールを保持して打開を図る一方、ベトナムも鋭いカウンターで対抗。前半24分には日本が左コーナーキックを得ると、MF柴崎岳(ヘタフェ)のキックからDF吉田麻也(サウサンプトン)がゴールに流し込んだ。しかし、直後にVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)判定が適用され、すぐにゴールは取り消された。

 一進一退の攻防が続くなか、前半38分に最大のピンチが訪れる。吉田がGKにバックパスし、フリーの状態でボールを受けたGK権田修一(サガン鳥栖)だったが、トラップ後に吉田へのパスを選択した。しかし、これは相手に狙われており、吉田のトラップが大きくなったところでボールを奪われると、エリア内からシュートを放たれた。権田が素早く間合いを詰め、体に当ててブロックし事なきを得たが、日本守備陣のドタバタ劇からあわや失点という場面となった。

 “打倒・日本”を反映したようなベトナムの勢いに手を焼き、前半は0-0のまま折り返している。

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(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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