日本代表、5選手が“出場停止リーチ” アジア杯8強ベトナム戦…森保監督の決断は?
日本の5選手はベトナム戦でもう1枚のイエローカードを受けると28日準決勝で出場停止
日本代表は24日にアジアカップ準々決勝ベトナム戦に臨む。16強のサウジアラビア戦から中2日とあって先発メンバーの変更も予想されるなか、森保一監督の頭を悩ませる別の問題が累積警告だ。日本の5選手はすでに1枚のイエローカードを受けており、ベトナム戦でもう1枚受けると28日の準決勝は出場停止となる。果たして、森保監督はその5選手の起用をどう考えるのか。
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今大会では累積でイエローカード2枚になると次戦の出場停止処分が科されるが、準々決勝後にそれらは一旦リセットされる。
FW武藤嘉紀(ニューカッスル)がサウジアラビア戦で累積2枚目のイエローカードを受けてベトナム戦出場停止のなか、すでに1枚を受けているのはMF南野拓実(ザルツブルク)、MF堂安律(フローニンゲン)、DF酒井宏樹(マルセイユ)、DF塩谷司(アル・アイン)、GK権田修一(サガン鳥栖)だ。この5人はベトナム戦でもう1枚受けると、準決勝(イランか中国の勝者)で出場停止となる一方、ベトナム戦をこのまま終えれば累積警告はリセットされる。
そのなかで森保監督はどのような決断を下すのか。なかでも攻撃のカギを握る南野と堂安、不動の右サイドバックとして君臨する酒井が準決勝で離脱となれば、チームにとって大打撃は必至。ベトナム戦で“緊急事態”が起きない限り、この3人は出場を見送る可能性が高い。とはいえ、ベトナム戦で敗れれば敗退が決まるだけに5人全員が出場を回避するか不透明だ。イエローカードを受けるリスクが低いGK、各ポジションで代役が揃う塩谷は出場もあり得るか。
DF長友佑都(ガラタサライ)は「ちょっとベトナムのことを甘く見ている人がいるんじゃないかなというのは感じる」と警鐘を鳴らす。出場停止のリスクを踏まえながら、どのような起用法を見せるのか。森保監督の采配に注目が集まる。
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(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)