【データ検証】サウジ戦“支配率”23.7%の真実 「73.1%」の数値に見えた日本代表守備陣の成長
サウジアラビアがグループリーグの戦いで見せていた「欠点」
次に[DATA-2]より、サウジアラビアの4試合のスタッツと、日本戦における時間帯別の状況変化を見ていこう。
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サウジアラビアはグループリーグ3戦で、全試合60%台のポゼッションを叩き出した。北朝鮮(4-0)、レバノン(2-0)の2試合は枠内にシュートを放てているが、0-2で敗れたカタール戦だけは状況が異なった。ポゼッションは67%と高い数値を残すも、枠内シュート数が2本に下落している。それに対して被シュート数も被枠内シュート数も増加。ポゼッションをいくら高めても、自チームの得点やシュート数を増やせないばかりか、敵軍にも一定のシュート数を打たせてしまった。
その状況は日本戦も変わらなかった。カタール戦と比較してもポゼッションは増加(67%→77&)。サウジアラビアが一定数の時間ボールを保持し、相手陣内に攻め込むことには成功した。しかし序盤の15分以降は、日本が球際やデュエルで圧倒した。自陣からアタッキングサードに攻め込み、チャンスを作り出せたものの、相手の圧力に苦しみ枠内にシュートを放つことはできなかった。
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