スアレス、古巣リバプールの快進撃に心変わり? 「誰だってクロップの下でプレーしたい」

かつてリバプールでプレーしたFWルイス・スアレス【写真:Getty Images】
かつてリバプールでプレーしたFWルイス・スアレス【写真:Getty Images】

5年前に離れたチームについて「一生、リバプールとともにあり続ける」と言及

 今季のプレミアリーグで、リバプールは昨季王者マンチェスター・シティに勝ち点4差をつけて、首位を走っている。29年間待ち続けたリーグ制覇への期待が高まるなか、かつて同クラブでプレーしたウルグアイ代表FWルイス・スアレスも古巣の快進撃に、心躍らせているようだ。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。

 スアレスは、14年間のプロキャリアのなかで、毎年10ゴール以上を記録している。2010-11シーズン途中からリバプールに加入した同選手は、その得点力で加入直後からレギュラーに定着したが、ここでの約3年半でさらに選手として飛躍をした。リバプールでの最後の年となった13-14シーズンにはリーグ31得点を記録して、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(当時レアル・マドリード)とヨーロッパ・ゴールデンシュー(欧州リーグ得点王)の同時受賞を果たしている。

 3年半でリーグ戦69得点を叩き出す活躍を見せたスアレスだったが、リバプールでは惜しくもリーグ制覇には手が届かず、14年にバルセロナへ移籍した。スアレスはバルセロナに移籍後も、エースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとともにチームを牽引し、3回のリーグ優勝、4回のコパ・デル・レイ制覇、2回のスペイン・スーペルコパ制覇、UEFAチャンピオンズリーグ、UEFAスーパーカップ、FIFAクラブワールドカップも、それぞれ1回ずつ制覇している。16年のインタビューでは、「最高の選手と世界最高のチームでプレーできている。カンプ・ノウでキャリアの終わりを迎えたい」と、“バルサ愛”を語っていた。

 しかし、ユルゲン・クロップ監督率いるリバプールは今季、快進撃をみせており、スアレスも成し遂げることができなかった29年ぶりの国内リーグ制覇の機運が高まっている。ドイツの専門誌「11 Freunde」のインタビューでスアレスは、「リバプールでプレーしたことのある選手なら誰もが、一生リバプールとともにあり続ける。チームは素晴らしいサッカーをしていて、彼らが今季、どのように戦っていくのかすごく興味があるよ」とコメントした。

 さらに、ユルゲン・クロップ監督の下でプレーする可能性について問われると、「今はそれぞれ、別のクラブで仕事をしているから、そのことについてはあまり考えたことがない」としながらも、「選手なら誰でもユルゲン・クロップの下で練習したいと思うだろう」とし、将来的なリバプール復帰の可能性を否定しなかった。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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