日本代表、前回敗退…鬼門「ベスト8」突破へ アジア杯ベトナム戦で問われる“総合力”
初優勝を飾った1992年大会以降、日本は常に「ベスト8以上」をキープ
日本代表は24日のアジアカップ準々決勝でベトナムと激突する。前回の2015年大会ではベスト8で敗退したなか、一つ目の鬼門突破に挑む。数人の先発メンバー変更も予想されるなか、チームの総合力が問われそうだ。
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グループリーグ3連勝で首位通過を果たした日本は、21日の16強サウジアラビア戦で苦戦しながらも1-0と勝利を収めた。ベスト8で相まみえるのは、近年急成長を遂げているベトナムだ。過去6度の対戦があり、1961年の初対戦を除き、63年、67年、73年、2007年、11年と日本が5連勝を飾っている。
FIFA(国際サッカー連盟)ランキングでも日本が50位、ベトナムが100位ながら、日本にとって“アジアカップ8強”は一つの鬼門だ。日本が初優勝を飾った1992年大会以降、常にベスト8以上をキープ。そのなか2大会においてベスト8で涙を呑んできた。
1992年:優勝(監督:ハンス・オフト)
1996年:ベスト8(監督:加茂周)
2000年:優勝(監督:フィリップ・トルシエ)
2004年:優勝(監督:ジーコ)
2007年:4位(監督:イビチャ・オシム)
2011年:優勝(監督:アルベルト・ザッケローニ)
2015年:ベスト8(監督:ハビエル・アギーレ)
1996年大会はクウェートに0-2で屈し、前回の2015年大会ではUAEと1-1のままPK戦までもつれ込み、1人目のMF本田圭佑と6人目のMF香川真司が外して4-5で敗れ、惜しくもベスト8で姿を消した。そうした過去がある“8強”は、優勝に向けた一つ目の壁と言っていいだろう。過去の傾向として、2大会続けて優勝を逃したことはなく、苦戦を強いられた大会の次は優勝という流れができている。
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