ベイルは「C・ロナウドを真似てみるべき」 元レアル監督が同胞の史上最高選手に忠告
元ウェールズ代表監督のトシャック氏が助言 「低めの位置から試合を読んだほうが…」
レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルに関し、かつてチームを指揮した同胞のジョン・トシャック氏が言及。レアルに残るためには、絶対的エースだったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現ユベントス)の真似をして、チームリーダーになるべきだと語った。スペイン紙「AS」が報じている。
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ロナウドのユベントス移籍後、ベイルはチームのエースとして期待されていた。しかし、現地時間1月23日現在でリーグ戦15試合4得点と不完全燃焼で、相変わらず多くの故障にも悩まされている。
ベイルをA代表に招集した時のウェールズ代表監督で、1989-90シーズンにレアルの監督を務めた経験もあるトシャック氏は、ベイルの現状に関して「ギャレスが史上最高の選手の1人であることに疑う余地はない」としながらも、もし真剣にレアルでのプレー継続を考えるならば、ロナウドを手本にする必要があると述べている。
「クリスティアーノはウインガーとしてプレーするが、ゴールを決めて他の選手のアシストもする。ギャレスがレアルでキャリアを続けたければ、クリスティアーノがやっていることを真似てみるべきだ。これまで彼が成し遂げてきたことを考えると、不運な怪我に見舞われなければ何ができただろうか」
さらに、トシャック氏は「彼の経験を考慮すると、少し下がって短いパスでプレーできるだろう。より低めの位置からもっとゲームを読んだほうが良い」と、プレーに関するアドバイスもした。
プレースタイル変更の理由としてトシャック氏は、「怪我が進歩を妨げてきた」と指摘。「怪我から良くなり戻ってきたとしても、それでは最初からやり直しになってしまう。彼には年間2回から3回もそういったことがある」と、負傷回避のためにもプレースタイルの変更が必要ではないかと訴えていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)