シーズン序盤でリバプール1月大改革浮上 名将クロップ、マンUの氷漬け守護神、PSGの稲妻ストライカー獲得浮上

開幕わずか1カ月で名門に表面化する様々な動き

 リバプールはスタートダッシュに失敗し、ブレンダン・ロジャース監督の解任論などが取り沙汰されている。クラブは、立て直しを図るために冬の移籍市場に向けた動きを進めているようだ。
 守備陣にはマンチェスター・ユナイテッドでルイス・ファン・ハール監督と確執が生まれ、全く出場機会を得られていない元スペイン代表GKビクトール・バルデスの獲得に動いていると、複数のスペイン紙が伝えている。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の選手登録からも外れ、「氷漬け」とスペイン紙が報じたベテラン守護神には、GKを補強ポイントとするチェルシーも興味を示しており、イングランドの2チームによる争奪戦になる見込みだと報じられている。
 一方で、攻撃面でもテコ入れを図る動きがあるようだ。今夏に高額移籍金で放出したイングランド代表MFラヒーム・スターリングの穴が埋まらない状況を打開することが求められている。英紙「デイリー・エクスプレス」によると、リバプールは冬の移籍市場における最大のターゲットとして、パリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表FWエセキエル・ラベッシをリストアップしているという。ラベッシの契約は2016年6月までということもあり、PSGが移籍金を得るためには今冬に売却する必要がある。そこで、リバプールが十分な金額のオファーさえできれば、移籍が実現する可能性は高いと報じている。
 しかし、ここにもライバルが存在するようだ。「エル・ポチョ(稲妻)」の異名を持つラベッシに関しては、アーセナルのアーセン・ベンゲル監督も高く評価。冬の移籍市場で獲得に向けた動きを進める見込みであると報じている。また、スペインの強豪バレンシアと、日本代表FW本田圭佑所属のACミランも獲得に向けた調査に乗り出しているという。

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