エースFW大迫、準々決勝出場へ“GOサイン”? サウジ戦翌日練習で猛アピール
右でん部痛で3試合連続で欠場したなか、他の選手と同じメニューを精力的に消化
日本代表は21日のアジアカップ16強サウジアラビア戦で1-0と勝利し、ベトナムが待つ24日の準々決勝に駒を進めた。右でん部痛を抱えるエースFW大迫勇也(ブレーメン)は第2戦から3試合連続欠場が続いたなか、サウジアラビア戦から一夜明けた22日のトレーニングで精力的に汗を流した。
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大迫は昨年末の国内合宿から右でん部を痛めて練習試合を回避するなど別メニューで調整を続け、アジアカップ初戦の出場が危ぶまれるなかでグループリーグ第1戦トルクメニスタン戦に1トップで先発。0-1と劣勢で前半を折り返したなか、後半に連続ゴールを叩き込む活躍を披露した。MF堂安律(フローニンゲン)の追加点もあり、日本が3-2で逆転勝利を収めた。
堂々たる存在感を示した大迫だが右でん部痛を再発。第2戦以降は出場を回避していたが、サウジアラビア戦前日に森保一監督は「状態は上がってきている」と大迫の状態について言及。状況次第では“強行出場”の可能性も示唆していた。
サウジアラビア戦翌日、スタメン組を除くメンバーが全体練習を行ったなか、大迫もその中に加わり、他の選手と同じメニューを消化。ランニング、パス回し、シュート練習などを次々とこなした。シュートはまだ抑え気味の印象を与えたが、それでもプレーできる状態にあることをアピールしている。
サウジアラビア戦に1トップで先発したFW武藤嘉紀(ニューカッスル)が累積2枚目のイエローカードを受けて準々決勝ベトナム戦は出場停止となる。大迫かFW北川航也(清水エスパルス)、指揮官はどちらの選手を1トップとして送り出すのか注目が集まる。
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