司令塔・柴崎が指摘、磨くべき「日本代表の武器」 サウジ戦で浮かんだアジア杯優勝の“鍵”

ロシアW杯で日本は試合終了間近、ベルギーに電光石火のカウンター攻撃でゴールを奪われた【写真:Getty Images】
ロシアW杯で日本は試合終了間近、ベルギーに電光石火のカウンター攻撃でゴールを奪われた【写真:Getty Images】

サウジアラビア戦で決定的に欠けていたもの 「今後の日本代表の武器として…」

「親善試合でもそういう戦いはしてこなかったので精度は欠いた。今後の日本代表の武器として、距離の長いカウンターも磨かないといけない」

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 “距離の長いカウンター”といえば、昨夏のロシア・ワールドカップ16強ベルギー戦(2-3)の後半アディショナルタイムに喫した日本の失点シーンを思い出す人も多いだろう。日本のCKから相手GKにボールを取られると、エリア前からボールを一気にドリブルで持ち運ばれ、電光石火のカウンター攻撃でゴールを奪われた。「距離の長いカウンター」のお手本とも言えるシーンだ。

 サウジアラビア戦の日本は、この「距離の長いカウンター」の正確性が決定的に欠けていた。パス精度と局面の判断に問題を抱えていたからだ。アジアカップ優勝を見据えると、こうした場面で仕留められるか否かは大きなポイントの一つとなる。この試合を通じて、選手たちは「距離の長いカウンター」の課題を共有しており、ここからどう改善するか注目が集まりそうだ。

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