記録ずくめのブンデス得点王争い 9分5秒で5発のレバンドフスキVS7戦連発のオーバメヤン

迫る頂上対決

 しかし、今季のブンデスリーガには、オーバメヤンの驚異的なペースをしのぐストライカーも存在する。22日のヴォルフスブルク戦で、9分5秒間で5得点という離れ業を成し遂げたバイエルン・ミュンヘンのFWロベルト・レバンドフスキだ。このポーランド代表FWは26日のマインツ戦でも2得点を決めるなど、7試合で10得点と大暴れ。オーバメヤンを1点上回り、得点ランクトップを走っている。
 7試合終了時点で、2選手が9得点以上を決めているという状況は、「ボンバー(爆撃機)」の異名をとった元西ドイツ代表ゲルト・ミュラー氏が10点、同代表FWディーター・ミュラー氏が9点を挙げた1977-78シーズン以来の記録だという。
 順位表の上でも、レバンドフスキの所属するバイエルンが勝ち点21でトップに立ち、オーバメヤン所属のドルトムントが同17で2位につける。次節のリーグ戦では、この両雄による首位決戦が行われる。白熱する両ストライカーの争いにも注目が集まりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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