流浪の31歳MFボアテング、バルサに電撃加入 “レアル好き”発言は「過去のこと」
サッスオーロから期限付き移籍 「次のクラシコでは得点を決めたい」
元ガーナ代表MFケビン=プリンス・ボアテングが、セリエAのサッスオーロからリーガ・エスパニョーラの強豪バルセロナへシーズン終了まで期限付き移籍することが決まった。過去にバルセロナよりレアル・マドリードが好きだと発言したことが話題となってしまっているが、「過去のこと。クラシコで得点したい」と“ブラウグラナ”(青とえんじ。バルサの愛称)での活躍を誓った。
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現地時間21日に突如として浮上したボアテングのバルサ行きだが、報道から程なくしてクラブから正式発表された。契約は半年間のレンタルに、800万ユーロ(約10億円)での買い取りオプションが含まれる。
31歳のボアテングはイタリア衛星放送「スカイ・イタリア」に対し、「サッスオーロを離れるのは悲しいが、これは素晴らしいチャンスだ」と語り、2016-17シーズンのラス・パルマス以来となるスペイン復帰を喜んだ。
だが、過去にはバルセロナよりもレアル・マドリードが好きだという旨の発言をしていたことが、今になって掘り返されている。これについてボアテングは、「レアル・マドリードのことは聞かないでくれよ…それはもう過去のことだ」とコメント。「バルセロナのことに集中したい。そして、ベルナベウでの次のクラシコでは得点を決めたい」と意欲をむき出しにした。
プロデビューしたヘルタ・ベルリンからトットナム、ドルトムント、ポーツマス、ジェノア、ACミラン、シャルケ、ラス・パルマス、フランクフルト、サッスオーロと欧州各国のクラブを渡り歩いた流浪のMFボアテング。11クラブ目としてバルセロナに辿り着いた31歳のベテランは、どのような活躍を披露してくれるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)