伊メディアがバッサリ 120億円補強のミハイロビッチミランはインザーギ時代より劣る
トップ下失格のボナベントゥーラはボランチが適任
そして、いくつかの問題点の中で、「間違ったシステム」として中盤の配置を厳しく批判している。まず、やり玉に挙がっているのが元オランダ代表MFナイジェル・デヨングだ。
「デヨンクにメッザーラ(3ボランチの左右)は不可能だ。推進力がなく、パス回しのリズムも変えられない。ベンチにはアンドレア・ポーリとユライ・クツカがいた。クツカが故障明けだったことを考慮すれば、ポーリを入れてデヨンクがベンチに座るのが正しいのではないか。この指摘は今季もう2回目だ」
元オランダ代表のつぶし屋は、よりテクニカルなプレーが求められるポジションでは難しいと厳しく論評している。同時に、前節まで日本代表FW本田圭佑が務めていたトップ下に入ったイタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラに対しても厳しい言葉を並べた。
「ボナベントゥーラは、メッザーラでチームに与えていたものの方が、トップ下でのそれよりはるかに大きい。ジェノアのようなチームを相手にした時は特にそうだ。今までのポジションの方が、彼のダイナミズムはより生きてくるだろう」
本田に対しても厳しい言葉を並べていたガゼッタ紙だが、ボナベントゥーラに対しても事実上の失格宣言を下した。そして何よりも、そのような選手起用をしたミハイロビッチ監督の決断が全ての元凶であると厳しく批判している。