伊メディアがバッサリ 120億円補強のミハイロビッチミランはインザーギ時代より劣る
中盤の選手構成、選手交代もいずれも失格
ACミランは27日、敵地ジェノア戦で0-1の敗北を喫した。これで今季のリーグ戦成績が3勝3敗の勝ち点9。結果と試合内容の乏しさがイタリア国内で批判の対象となっている。
イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は「ミハイロビッチのミランは、ピッポよりもひどい」と特集を組んだ。昨季10位に終わり、欧州のカップ戦出場権を逃すなど、成績不振を理由に解任された前任者フィリッポ・インザーギ前監督時代以下と厳しい見出しで報じている。
実際に、第6節終了時のデータで比較してみると、昨季は3勝2分1敗で勝ち点11。13得点9失点だった。今季は3勝3敗で勝ち点9。8得点9失点と、得失点差はマイナスに転じている。それ以上に、ジェノアに支配されて防戦一方になったゲーム展開を指し、「失望の結果。プレーはどこへ行ったのか」と、ピッチ上でのパフォーマンスに厳しく疑問符を突きつけている。こうした状況に「中堅のミランをジェノアが倒した」と切り捨てた。もはやミランはトップレベルの強豪ではないという扱いで、ジェノアの勝利が大金星といえるものではないと論じている。