チーム離脱の青山敏弘が生む“一体感” サウジ戦決勝弾のDF冨安が証言「グッとくるものが…」
サウジアラビア戦後に青山のチーム離脱が正式決定 ベテランMFが託した思い
その一撃は、まさに値千金だった。日本代表は21日にアジアカップ16強でサウジアラビアと対戦し、20歳DF冨安健洋(シント=トロイデン)が決勝ゴール。殊勲の一撃を叩き込んだ若武者は試合後、チーム離脱が決まった最年長MF青山敏弘(サンフレッチェ広島)が残した言葉で「グッとくるものがありました」と証言している。
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試合はまたしても苦戦を強いられた。一定の高さで守備ブロックを形成し、ハーフウェーラインを超えたあたりから連動したプレスでボール奪取を図った日本だが、サウジアラビアにボールを保持される時間が長く続く。それでも前半20分、左CKからMF柴崎岳(ヘタフェ)が正確なキックを中央に送ると、冨安が頭で合わせてゴールを奪った。
今大会の初戦トルクメニスタン戦(3-2)でMF堂安律(フローニンゲン)が記録していたアジアカップ日本代表最年少得点記録(20歳207日)を更新し、冨安が“20歳77日弾”をマーク。1-0のまま逃げ切り、24日の準々決勝(ベトナム戦)行きを決めた。
試合後、右膝の違和感を訴えていた32歳の最年長MF青山が代表チームから離脱することが正式に決定。その青山は「自分が離脱し、みんなに気を遣わせてしまって、足を引っ張らないか不安だった。僕の気持ちにも応えてくれたというか、元気の良い戦いをしてくれた」と感謝の言葉を残し、チームメートに思いを託した。
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