チェルシー、18歳FW流出危機に英解説者「自業自得だ」 慰留へ最高で給与3倍を提示か
バイエルンが4度目オファー、ハドソン=オドイに移籍金49億円を提示
チェルシーは、自クラブに所属するU-19イングランド代表FWカラム・ハドソン=オドイの引き留めに向け、メガオファーを提示する用意があると報じられている。これに対して、英メディア「talkSPORT」などで解説者を務めるルーク・ムーア氏は、同選手がトップチームでより多くの試合に出場できるクラブへの移籍を選ぶとすれば、それはチェルシーにとって“当然の報い”だとの見解を示した。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。
ドイツ・ブンデスリーガ王者のバイエルンは、18歳のハドソン=オドイ獲得に向け、移籍金を徐々に増額しており、最近ではチェルシーの評価額に届く3500万ポンド(約49億円)で4度目の打診を行った。将来が楽しみな若手とはいえ、ここまでイングランド・プレミアリーグに2試合しか出場していない選手に対しては破格の金額を提示し、“本気モード”であることを示している。
ところが、秘蔵っ子ハドソン=オドイをどうしてもバイエルンに渡したくない様子のチェルシーは、同選手に対し、最低でも週給5万ポンド(約705万円)、一定の条件を満たせば週給7万ポンド(約987万円)という新契約を提示して、移籍阻止に動く予定と報じられている。現在の同選手の週給は2万2000ポンド(約310万円)だというから、最高で3倍以上もアップすることになる。
だが、ポッドキャスト番組「オン・ザ・コンティネント」でムーア氏は、チェルシーの“若手選手の扱い方”を指摘。トップチームでレギュラーとして出場する機会を与えなければ、ハドソン=オドイのように将来性のある若手に移籍を選択されても仕方がないと述べている。
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