「最終ラインの岩壁」 冨安&吉田のCBコンビ、海外メディアの選手採点で“最高評価”

DF冨安の決勝弾でサウジアラビアに1-0勝利【写真:©AFC】
DF冨安の決勝弾でサウジアラビアに1-0勝利【写真:©AFC】

冨安はサウジ戦で決勝弾をマーク、吉田も決死の顔面ブロックなど存在感

 森保一監督率いる日本代表は21日、アジアカップ16強でサウジアラビアを1-0で破り、ベスト8に駒を進めた。衛星放送「FOXスポーツ」アジア版はこの一戦に出場した選手を採点し、決勝弾を決めたDF冨安健洋(シント=トロイデン)と主将のDF吉田麻也(サウサンプトン)に最高評価が与えている。

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 グループリーグ第3戦ウズベキスタン戦(2-1)では先発メンバーを10人入れ替えた日本だが、サウジアラビア戦では第2戦オマーン戦の先発をベースに、1トップには右でん部痛を抱えるエースのFW大迫勇也(ブレーメン)ではなく、FW武藤嘉紀(ニューカッスル)を起用した。

 試合は序盤からサウジアラビアに攻め込まれるも、粘り強い守備でピンチを回避。0-0で迎えた前半20分、MF柴崎岳(ヘタフェ)の左コーナーキックを冨安がヘディングで合わせ、先制点を奪うと。この1点を最後まで守りきり、1-0で勝利した。

 記事では、この一戦に出場した選手を、10点満点で採点。冨安と吉田のセンターバックコンビには最高評価となる「8点」が与えられた。決勝弾をマークした冨安については、「前半20分に日本にリードをもたらす輝かしいヘディングを決めた。守備面でも試合を通して手堅かった」と惜しみない賛辞を送っている。

 また、ディフェンスリーダーとして完封勝利に導いた主将の吉田に対しても、「冨安とともに最終ラインの岩壁になった。サウジアラビアからのおびただしいシュートをブロックし続けた。日本は試合を通して32回のクリアを行ったが、サウサンプトンのプレーヤーは重要な役割を担っていた」と、サウジアラビアの攻撃を跳ね返したパフォーマンスを絶賛している。

「FOXスポーツ」アジア版の日本選手全採点は以下の通り。

GK
権田修一 6

DF
長友佑都 7
冨安健洋 8
吉田麻也 8
酒井宏樹 7

MF
柴崎 岳 7
遠藤 航 7
原口元気 6
南野拓実 6(後半31分OUT)
堂安 律 6(後半43分OUT)

FW
武藤嘉紀 6(後半46分OUT)

交代出場
伊東純也 5(後半31分IN)
塩谷 司 評価なし(後半43分IN)
北川航也 評価なし(後半46分IN)

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