ジェノア戦無念の出番なし トップ下で輝けない本田に伊メディア「サイドがいい」と提言

昨季までの定位置右アタッカーを提案

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは、リーグ開幕から6試合で3勝3敗の勝ち点9で暫定10位となっている。かつての名門復活に大型補強を敢行しながらも中位グループから抜け出せない現状に、ミラン専門のニュースサイト「milannews.it」ではさまざまな課題の中でもトップ下にフォーカスして問題提起している。
 ここまでの6試合で、トップ下起用されたのは本田、イタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラ、元スペインU-21代表MFスソの3人。この中で、最も高いパフォーマンスを示したのは第2節のエンポリ戦の後半におけるボナベントゥーラのプレーだったと指摘。本田とスソはこのポジションでは困難に直面しているという。本田については「彼は昨季と同様にサイドのポジションで起用した方が良いのではないか」と分析。昨季まで右のサイドアタッカーで起用された本田は「自分の家」「トップ下のDNAを持っている」と主張していたが、中央の位置でのプレーは難しいと疑問視されている。
 一方で、27日のジェノア戦でトップ下のスタメンに入ったボナベントゥーラも、満足のいくプレーではなかったと評価している。「多くのサポーターが待望していたのが、ボナベントゥーラのトップ下だった。しかし、8日間で3試合目だったことを考慮しなければならないが、残念ながらメッザーラ(3ボランチの両サイド)で見せていたようなプレーは発揮できなかった」と、期待していたプレーには程遠いものであったとしている。

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