「結果が出たのが一番良かった」 決勝アシストの柴崎、無失点勝利にチームの成長実感

決勝点をアシストしたMF柴崎【写真:Getty Images】
決勝点をアシストしたMF柴崎【写真:Getty Images】

前半20分、柴崎のコーナーキックを冨安が頭で叩き込んで先制点をマーク

 日本代表MF柴崎岳(ヘタフェ)は、21日のアジアカップ16強サウジアラビア戦にフル出場。1-0の勝利に貢献したが、「結果」という言葉へのこだわりを見せた。

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 柴崎は今大会で3試合目のスタメン出場となり、MF遠藤航(シント=トロイデン)と2ボランチを組んだ。「流れは良くなかった」という試合展開で迎えた前半20分、左コーナーキックのキッカーを務めた柴崎からのボールが、攻撃参加したDF冨安健洋(シント=トロイデン)の頭にピタリ。このヘディングシュートで挙げた1点が決勝点になった。柴崎は「狙ったポイントに蹴ることができた。練習の成果だと思う」と、振り返った。

 1点をリードしている状況からもサウジアラビアに押し込まれたが、柴崎は「セットプレーで取れて、そこからの戦い方は統一できた」と話す。

「なるべくコンパクトにやろうと思っていたし、外に追いやって最後をやらせないようにとチームでまとまってできた。チームとして成長できたと思う。サウジのような難しい相手に結果もそうだし、無失点というのは収穫」

 防戦一方ながら、決定的なピンチと言えるような場面はほとんどなかった試合を前向きにとらえた。

 柴崎は何よりも「結果が出たのが一番良かった」と、負けたら終わりのトーナメントでの勝利を重要視。中2日で迎える8強ではヨルダンをPK戦の末に下したベトナムとの対戦になるが、「どんな相手でもしっかりと準備をして結果を持ち帰れるようにやりたい」と、勝利へのこだわりを見せていた。

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