昇格組相手によもやのドローにドルトムント主将嘆き節 「相手は極端に幸運だった」

緩慢守備の隙突かれ、わずか枠内シュート2本で2失点

 ドルトムント主将のドイツ代表DFマッツ・フンメルスは27日、ブンデスリーガ第7節でダルムシュタットと対戦し、今季2部からの昇格組相手に枠内シュート2本で2失点を許したことに「相手は、とても幸運だった」と嘆き節を見せている。試合は、2-2の引き分けに終わった。試合後、衛星放送局「スカイ」で語っている。
 前半17分に先制を許したドルトムントは、後半にガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンの2得点で逆転。2-1とリードで終盤を迎えたが、アディショナルタイムにまさかの同点弾を浴びて2試合連続でドローゲームを演じた。
「ダルムシュタットがロングボールを多用し、それが僕らの守備を慌ただしくさせてくることは分かっていた。しかし、(2失点目の場面で)僕らはゴール前20メートル以内に5、6人いたのに、約13メートルの距離からシュートを決められた。適切な守備ができていなかった」
 このようにフンメルスは緩慢になった守備にダメを出した。そして「普段なら簡単に勝てた試合だった。ダルムシュタットは極端に幸運だった。2本の枠内シュートで勝ち点1をさらっていった」と効率的にゴールを奪った相手の攻撃に嘆息を漏らした。

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