インテル4失点大敗で首位陥落、マンチーニ監督茫然自失 「選手はロボットのようだった」

出番なしの長友にチャンスは生まれるか

 フィオレンティーナのパウロ・ソウザ監督にとっては、現役時代にプレーした経験を持つインテルと、指導者として初の対決となった。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」では、ソウザ監督の「選手たちのこのようなプレーを見られるのは、大きな喜びだ。今夜のビオラ(フィオレンティーナの愛称)は、サンシーロで歴代最高の試合をしたのではないか」という歓喜のコメントを伝えている。
 また、ハットトリックのカリニッチは、「勝利したが、我々は前に進み続けなければいけない。試合はすぐにやってくるからね。インテルは素晴らしいチームだったけど、退場でこのゲームは終わってしまったと思う」と、謙虚なコメントを残している。
 一方のインテルのマンチーニ監督は、「いびつな夜になってしまったが、ここで終わるわけにはいかない。選手たちはロボットのようだった。30分までに3点をリードされて、1人が退場。ここでゲームオーバーだった」と、全てがかみ合わない試合になってしまったことを悔やんでいた。大量失点で守備陣が崩壊したインテル。今季出番のない長友にチャンスは生まれるだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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