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インテル4失点大敗で首位陥落、マンチーニ監督茫然自失 「選手はロボットのようだった」
首位攻防戦で今季初黒星
日本代表DF長友佑都の所属する首位インテルは27日、2位フィオレンティーナと頂上決戦を戦ったが、1-4で大敗を喫した。インテルは開幕6試合目で今季リーグ初黒星となり、フィオレンティーナが得失点差で首位に立った。ベンチスタートの長友は出番なく90分間を終えた。
リーグ5試合でわずか1失点だったインテルの堅守が、あっさりと崩壊した。開始3分、バックパスの処理を誤ったインテルのスロベニア代表GKサミル・ハンダノビッチがフィオレンティーナのクロアチア代表FWニコラ・カリニッチを倒してPKの判定。これを同胞のスロベニア代表MFヨシップ・イリチッチに決められ、先制を許してしまう。続く18分には、イリチッチのミドルシュートをハンダノビッチが弾いたものの、ゴールライン上でカリニッチに押し込まれてリードを広げられてしまう。
インテルの守備崩壊は止まらない。23分には、MFマルコス・アロンソに右サイドを切り崩され、中央へのクロスをカリニッチに押し込まれて0-3。追い打ちをかけるように、31分にはインテルのブラジル代表DFミランダが最終ラインの裏に抜け出したカリニッチを後ろからつかんで倒し、決定機阻止で一発退場。10人で3点のビハインドを追いかける形になった。その瞬間、インテルのロベルト・マンチーニ監督のぼうぜんとした表情が、テレビカメラに映し出された。
意地を見せるインテルは、後半15分にセットプレーからFWマウロ・イカルディが押し込んで1-3とした。しかし、同31分にイリチッチとカリニッチのコンビネーションで崩され、カリニッチが追加点のゴール。ハットトリックの活躍を許して1-4とホームで大敗。イタリアの首位決戦は、意外な大差がつく形で決着した。
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