「めちゃくちゃ速い」 長友佑都も衝撃、サウジアラビアの「スピードモンスター」名指し
前回対戦で“日本撃破弾”の24歳FWアルムワラドを名指し、今大会2ゴールと好調キープ
日本代表は21日、シャルジャ・スタジアムで行われる16強でサウジアラビアと激突する(現地時間15時/日本時間20時)。ベスト8進出を懸けた決勝トーナメント1回戦に向けて、DF長友佑都(ガラタサライ)はスペインのクラブに在籍経験のあるストライカーを名指しすると、「スピードモンスター」と警戒を強めている。
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「FIFAランクは僕の中であってないようなもの」
そう語ったのは長友だ。FIFAランキング50位の日本に対して、サウジアラビアは69位。ランキング上は日本が“格上”にあたるが、直近の対戦となった2017年9月5日のロシア・ワールドカップ最終予選のアウェー戦では0-1と敗れている。
「たぶん、日本代表が成長していけるかどうかのターニングポイントになる試合。今まで親善試合とか、言ったらアジアカップの予選も正直、引き分けてもまだ可能性があるなかで戦える。これは負けたら終わり」
決勝トーナメントに突入し、一発勝負の怖さを口にした一方、長友は警戒すべき“危険な選手”としてサウジアラビアの攻撃をけん引するストライカーの名前を挙げた。その相手は1トップを務める24歳FWファハド・アルムワラドだ。18年1月から半年間、スペイン1部レバンテに在籍し、リーグ戦2試合に出場。日本との前回対戦で決勝ゴールを決めている。
「相手のFW、最終予選で(点を)取られた選手はスピードモンスターですよ。めちゃくちゃ速い」
長友の脳裏には、当時対戦した衝撃が蘇ったようだ。「あそこはケアしないといけない。常にチームとして狙ってくるので」と勝利のポイントに挙げている。アルムワラドは今大会2ゴールを挙げており、チームの得点源として存在感を放つ。そんな「スピードモンスター」をいかに封じるか。準々決勝進出(24日ベトナム戦)に向けて日本の至上命題となる。
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(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)