「日本をリスペクト」 サウジアラビアの名将、敬意表すも撃破へ決意「生きるか死ぬか」
チリ代表をコパ・アメリカ優勝に導いたピッツィ監督、日本戦へ自身「準備が整っている」
21日のアジアカップ決勝トーナメント1回戦で日本代表と対戦するサウジアラビア代表のフアン・アントニオ・ピッツィ監督は、日本に対して「リスペクトしている」と敬意を表しながらも、「生きるか死ぬかの戦い」と全身全霊を注ぐ構えだ。
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サウジアラビアはアジアカップで過去3回の優勝を誇り、直近の日本戦である2017年9月のワールドカップ予選では1-0と勝利している。今大会は初戦の北朝鮮戦で4-0、第2戦のレバノン戦で2-0と連勝するも、第3戦のカタール戦で0-2と敗れてグループ2位通過となった。
カタールに敗れたサウジアラビアだが、日本の森保一監督は「メンタル的に、反省を生かしながらモチベーションを上げてくる。次の試合では絶対勝つという気持ちが強くなる。我々も気持ちの部分で準備しないといけない」と警戒を強めている。事実、ピッツィ監督も「前回のゲームはすでに過去だ」と語り、日本戦に向けてチーム全体が切り替えていることを強調した。
日本を難敵と認めながらも、「選手は準備が整っており、良いプレーをしてくれることを願っている」と期待を込めた。指揮官は「他のチームだけでなく、もちろん対戦する日本をリスペクトしている」と口にしたが、「日本戦は我々にとって生きるか死ぬかの戦いだ」と言い切っている。
アルゼンチン出身で元スペイン代表FWのピッツィ監督は、2016年のコパ・アメリカでチリ代表を率いて優勝に導く手腕を発揮した。そんな名将に率いられたサウジアラビアは、虎視眈々と日本撃破を狙っている。
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(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)