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データでひも解くW杯 変化に対応し、意図を持って実行出来る強さを 〜日本対ギリシャ〜
初戦とは一変し、前半のパス数は307本で成功率が87.9%と、序盤からボールを回してテンポ良く攻撃を仕掛けていた日本。特に、ワントップの大迫がパスを受けた回数は12回とコートジボワール戦より多く、彼のポストプレーに加え本田や大久保が相手のアンカーである21番カツラニスの周囲にあるスペースを巧みに使うことで主導権を握っていた。
しかし、ギリシャに退場者が出たことで攻めあぐねる場面が散見し始める。相手が守備に重きを置いただけでなく、アンカーがいなくなりボランチと最終ラインの距離が近くなったことで、バイタルエリアにスペースがなくなったことが原因の1つといえるだろう。