アーセナルCBコンビが生んだ“右肩ゴール” 「ファンを有頂天にさせる一撃」と英注目
コシエルニーの“ショルダーゴール”で、CL圏内を争うチェルシーを撃破
アーセナルは現地時間19日、プレミアリーグ第23節チェルシー戦で2-0と勝利を収めた。ロンドンに拠点を置くライバルチーム同士のビッグマッチで、元フランス代表DFロラン・コシエルニーが決めた“ショルダーゴール”に英メディアも盛大に沸いている。
リーグ5位のアーセナルは、UEFAチャンピオンズリーグ出場権を争う4位チェルシーをホームで迎え撃った。直接対決で敗れた場合、チェルシーとの勝ち点差は9に離れ、トップ4争いから事実上の脱落を強いられてしまう厳しい状況下、試合は前半14分にCKからフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットが幸先良く先制点を奪う。その後、チェルシーが盛り返そうと攻勢に出るも、戦意を失わせる追加点を奪ったのがコシエルニーだった。
1-0で迎えた前半39分、右サイドでFKを得たアーセナルはウルグアイ代表MFルーカス・トレイラがファーサイドにボールを放り込むと、DFセアド・コラシナツが頭で後ろへ戻し、ペナルティーエリア手前に構えていたギリシャ代表DFソクラティス・パパスタソプーロスがダイレクトでクロスを供給。不意を突かれたチェルシー守備陣は一瞬足を止めボールウォッチャーとなったところ、裏に抜け出したコシエルニーが頭ではなく右肩で合わせ、ファーサイドへと流し込んだ。
センターバック2人が演出したゴールに、英メディアも反応。英紙「ガーディアン」は「コシエルニーの非現実的なゴールがアーセナルを勝利へと導く」と見出しを打ち、「抜け目のないクロスから、驚くような右肩のシュートで合わせた」と説明している。
また、英メディア「talkSPORT」は「長期の負傷離脱の後、アーセナルファンを有頂天にさせるコシエルニーの一撃」と、長期離脱を強いられていたコシエルニーのゴールにファンは歓喜していると報じた。
この勝利により、チェルシーとの勝ち点差を3に縮めたアーセナル。優勝争いはリバプールとマンチェスター・シティによる一騎打ちの様相を呈しているが、トップ4争いもまた熾烈さを帯びている。
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