クロップ監督が話題の“スパイ行為”に苦言 非公開練習は「他人のためのものではない」
「誰もが情報を得たいが、スタメンはスタジアムに来てみないと分からないものだ」
「(練習場に)カーテンがあるのは何のためだと思う? たいていの練習は誰かが見ていても大きな問題にはならない。だが、試合日2日前とその前日には、我々はカーテンを使う。なぜなら、(非公開練習は)他人のためのものではないからだ。そこでは多くの要素があり、フォーメーションに沿って選手たちは緻密な戦略の練習をしていることを知っているだろう。誰もがその情報を得たいが、通常では知ることができない。スタメンはスタジアムに来てみないと分からないものだ」
クロップ監督はビエルサ監督について、「彼が並外れた監督で、独創的なスタイルは素晴らしい手本ということに疑いの余地はない」と称賛。その一方で、「彼は綿密な準備をしていて、大いに尊敬できる。だが、(スパイ行為は)すべきではないと思う」と主張した。
クロップ監督はモラルを訴えたようだが、勝利に徹するビエルサ監督の姿勢へは敬意を評していた。クロップ監督のほかにも、この一件に持論を述べる監督が現れる可能性は十分にあり、まだまだ波紋は広がることになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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