クロップ監督が話題の“スパイ行為”に苦言 非公開練習は「他人のためのものではない」
英全土に波紋を広げるビエルサ監督による“スパイ事件”にリバプール監督が持論を展開
リバプールのユルゲン・クロップ監督が、話題となっている英2部リーズを指揮するマルセロ・ビエルサ監督の“スパイ行為”対して持論を展開。非公開練習は「他人のためのものではない」と苦言を呈した。英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」が報じている。
ビエルサ監督はサッカー界きっての戦略家、戦術家として知られ、「奇人」とも言われるほど徹底した研究で相手を分析する。今月11日に行われたダービー・カウンティ戦(2-0)では、試合前日に対戦相手の練習場にスパイを送り込んでいたことが発覚。その後、英全土を巻き込み大きな波紋を呼んでいる。
ビエルサ監督は以前から対戦相手をスパイしていたと暴露。スパイ行為批判へ反論すべく、16日には臨時会見を実施した。その内実は70分間に及ぶ戦術分析の講義で、対戦相手の研究にどれだけ時間を割いているのか、サッカーにおける情報をよりオープンにすべきだと熱く主張した。
ビエルサ監督の一件は今もなお大きなトピックとなっているが、リバプールを率いるクロップ監督は、試合直前の貴重な情報が外部に漏れることには否定的。スパイ行為は認めるべきではないと訴えた。
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