日本代表、“森保采配”批判の是非 2戦連続で交代枠を残し、先発10人変更で勝利の意義
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選手側の見解「ある意味、一番良い形で来ている」 ”森保采配”批判に対する明確な答え
では、選手側の見解はどうなのか。主将の吉田麻也(サウサンプトン)が次のように総括した。
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「全部楽な試合ではなかった。ある意味、一番良い形で来ているんじゃないかなと思います。苦しみながらも勝ち点をしっかりもぎ取ってきたというのは、チームを構築するうえで一番良い形じゃないかと思います」
選手の疲労とイエローカード累積を考慮しながら、グループリーグ3連勝で1位通過を果たし、東口を除く全選手起用によるモチベーションアップ、実戦を通じた選手の状態チェックも完了させた。チーム作りを着々と進めながら、苦戦という“教訓”を得ながらも結果を残し、「一番良い形」で決勝トーナメントを迎える。
もちろん勝負は時の運という一面もあり、「一番良い形」で勝ち上がったからといって、必ずしもアジア王座奪還を果たせるとは限らない。しかし、ここまでは指揮官と選手たちが確かな手応えを口にしており、その事実が“森保采配”批判に対する明確な答えと言えるだろう。