プレミア二大スター流出危機 レアルがアザール、バルサがコウチーニョ強奪を計画か

バルサはすでにリバプールに打診済み

 また、レアルの宿敵バルセロナもブラジル代表のコウチーニョに獲得を希望している。すでに今夏の移籍市場でリバプールがU-19スペイン代表FWアダマ・トラオレの獲得交渉を行った際に、バルセロナはコウチーニョ獲得を打診していたという。結果的にトラオレはアストン・ビラに移籍したが、バルセロナのブラジル代表FWネイマールも「偉大な選手で、コウチーニョのプレースタイルはバルセロナにぴったりと合う」と語っていたほどの逸材。代表のチームメートでもある、MFラフィーニャやDFダニエウ・アウベス、そしてリバプール時代の同僚FWルイス・スアレスも在籍するなど、コウチーニョにとってはなじみのある選手が多いことも、バルサ移籍浮上の大きな要因かもしれない。
 テレビ放映権収入の高騰による圧倒的な資金力を元に、世界中のタレントを引き寄せているプレミアリーグだが、若きスーパースターが世界最大級のメガクラブに流出するリスクが高まっている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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