塩谷司、日本屈指の“守備の万能型”が示す可能性 最年長MF青山も高評価「大きな相棒」
「こういう舞台で出せるメンタルは彼の強み」 今野泰幸のような貴重なピースとなるか
塩谷の横でプレーした青山は「非常に良い働きをしてくれたし、助けてもらって、ゴールまで決めてくれた。僕にとっては大きな相棒だった」と言及。何より称賛したのは、大舞台にも強いメンタリティーだ。
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「僕の中では普段から見ているゴール。それをこういう舞台で出せるメンタルは彼の強み。急に入って結果を出せる選手はなかなかいないけど、彼の努力の賜物。この先も必要になる」
今大会、本職のボランチは柴崎岳(ヘタフェ)、遠藤航(シント=トロイデン)、青山の3人のみだ。初戦ではDF冨安健洋(シント=トロイデン)がボランチを務めており、塩谷も含めてオプションが増えている。大会直前に離脱した守田、今大会未招集の三竿健斗(鹿島アントラーズ)らも控えるなか、選手層が増した印象だ。
日本が前回アジアカップを制した2011年大会では、DF今野泰幸やDF伊野波雅彦ら守備のユーティリティープレーヤーがチームを支えた。彼らと同様、塩谷も“チームに1人は必ず入れたい”という存在になり得る。森保監督は広島時代に塩谷を重用したが、守備のオールラウンダーが戦力を底上げする貴重なピースとなるか。日本は21日の決勝トーナメント1回戦(現地時間15時/日本時間20時)でサウジアラビアと激突する。
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