「トーレスと同僚に」 元バルサMFの鳥栖加入にスペイン紙注目「新興の日本サッカーへ…」

クエンカのJリーグ参戦をスペイン紙も報道 「新たな旅に出る」
かつてバルセロナでもプレーしたスペイン人MFフアン・イサック・クエンカ・ロペスのサガン鳥栖移籍が発表された。母国のスペイン紙もクエンカのJリーグ参戦に、「新興の日本サッカーへと新たな旅に出る」と注目している。
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バルセロナの下部組織で育ったクエンカは、2011年にジョゼップ・グアルディオラ監督(現マンチェスター・シティ監督)の下でトップデビューを果たした。その後は出場機会を求めてアヤックス、デポルティボ・ラ・コルーニャ、ブルサスポル、グラナダを渡り歩き、昨年はイスラエルのハポエル・ベエルシェバに加入していた。
一方、鳥栖は新シーズンからルイス・カレーラス・フェレール監督が指揮を執ることが決定。新たなチーム作りの土台を築くうえで、クラブは監督と同胞であるクエンカの獲得に踏み切った。また、鳥栖には同じく同胞の元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスも在籍しており、母国紙もスペイン出身選手同士の競演に注目している。
スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は「トーレスとカレーラスの同僚となることにサイン」と見出しを打って報じ、「新興の日本サッカーへと新たな旅に出る」とスペインのビッグスターがJリーグへ相次いで参戦している波に乗ったことを綴っている。
昨季のトーレスは鳥栖が導入していた堅守速攻スタイルのなか、前線で体を張るターゲットマンに徹してJ1残留に貢献した。新シーズンはスペイン人新監督の下、同胞のクエンカとともに日本の地で本領を発揮することができるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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