ラムジーが英国史上2番目の高給取りに? 英紙が「週給4200万円」で合意と報道
アーセナルを退団し、レアルFWベイルに次ぐ超高額契約を締結か
アーセナルに所属するウェールズ代表MFアーロン・ラムジーは、イタリア・セリエAのユベントスへの移籍が合意に達したと噂されている。今回、ユベントスが結んだ契約によって、ラムジーは週給30万ポンド(約4200万円)を受け取ることになるという。これは英国サッカー選手史上2番目の高給だと、英紙「ザ・サン」が報じている。
ラムジーはアーセナルとの契約が今季限りとなっており、契約満了まで6カ月を切ったことで、1月1日から他のクラブと自由に交渉することができるようになっていた。すでにイタリアのビッグクラブであるユベントスのメディカルチェックを受けたとされているが、今回の契約によってラムジーは、サッカー史に残る高給取りになる見込みだ。
ラムジーが受け取るとされる金額は週給30万ポンド、年間では1560万ポンド(約22億円)と言われている。この数字は英国出身のサッカー選手のなかでは、レアル・マドリードに所属するウェールズ代表FWギャレス・ベイル(週給35万ポンド=約5000万円)に次ぐ数字であり、この金額で契約に合意すれば英国選手で歴代2位の高給取りになる。
プレミアリーグで活躍する英国出身選手では、マンチェスター・シティのイングランド代表FWラヒーム・スターリングが最大で週給30万ポンド、トットナムのイングランド代表FWハリー・ケインが週給20万ポンド(約2800万円)+ボーナスを受け取っている。ラムジーは新契約を結べば、この二人をも超えることになり、アメリカのメジャーリーグサッカーで活躍するDCユナイテッドの元イングランド代表FWウェイン・ルーニーと同額を受け取ることになる。
一人の選手に対して、ユベントスがこれだけ破格のオファーを出すことができた背景には、ラムジーの加入に移籍金がかからないことが挙げられる。本来であれば、ラムジー獲得には数十億円の違約金がかかる。だが、今回はアーセナルとの契約が満了を迎えるため、移籍金はかからない。その浮いた金額の一部を選手の報酬に入れることが、近年の欧州ビッグクラブのトレンドになっており、マンチェスター・ユナイテッドがチリ代表FWアレクシス・サンチェス、スペイン代表GKダビド・デ・ヘアを獲得した時も、同様の手法が取られている。
世界的にトッププレーヤーの給料高騰が囁かれるなかで、英国史上2番目の給料を受け取る可能性があるラムジー。アーセナルとの契約延長交渉で給料のアップを要求していたとされるが、ユベントス移籍で自身の望む給料を手に入れられるかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)