レアルの来季アザール獲得は“既定路線”とスペイン紙報道 移籍金125億円の減額希望か

チェルシーのMFアザール【写真:Getty Images】
チェルシーのMFアザール【写真:Getty Images】

今季低調な攻撃陣の新たな軸として期待

 レアル・マドリードはサンティアゴ・ソラーリ監督体制で前半戦の不振から持ち直し始めたものの、今シーズンは薄氷を踏む戦いが続いている。それとともに露呈しているのが“スーパースター”の不在だ。剛腕フロレンティーノ・ペレス会長得意のビッグネーム獲得としてターゲットに据えたのはチェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールだが、今夏の移籍が既定路線になっているとスペイン紙「マルカ」が報じている。

 レアルは昨季まで9シーズンにわたって得点源として活躍したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがユベントスへと移籍。ウェールズ代表FWギャレス・ベイル、元フランス代表FWカリム・ベンゼマらの得点力も振るわず、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)圏内も危うい4位となっている。

 そうしたなか、“救世主”として見ているのはアザールだ。レアルはリール時代からアザールに注目しており、特に近年は獲得に向けて積極的だった。チェルシーで盤石のレギュラーを務めるアザールは、今季終了後の移籍を希望しており、レアル側もチェルシーとの衝突を避けるため、その意向を優先するようだ。

 移籍金についてはチェルシーがつけた“値札”は1億ユーロ(約125億円)だが、レアルとしては契約が1年しか残らない段階となるため、ディスカウントを希望しているという。現在28歳と脂が乗りきったアザールだが、スター軍団であるレアルにとって待望の獲得に近づきつつあるようだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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