日本代表DF塩谷、驚愕の弾丸ミドル弾がアジア杯GLベストゴール候補10選にノミネート

DF塩谷のゴールがAFC選出の「グループリーグ・ベストゴール候補」にノミネートされた【写真:ⒸAFC】
DF塩谷のゴールがAFC選出の「グループリーグ・ベストゴール候補」にノミネートされた【写真:ⒸAFC】

アジアサッカー連盟選出のベストゴール候補に塩谷や“Jリーガー”チャナティップが選出

 森保一監督率いる日本代表は、17日のアジアカップ・グループリーグ第3戦でウズベキスタンを2-1で破り、3連勝の首位通過で決勝トーナメント進出を決めた。今大会初出場となったDF塩谷司(アル・アイン)のA代表初ゴールが値千金の決勝弾となったが、鮮やかなミドル弾がAFC(アジアサッカー連盟)選出の「グループリーグ・ベストゴール候補」にノミネートされている。

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 日本は前半40分にウズベキスタンにサイドからの突破を許し、DF槙野智章(浦和レッズ)とDF三浦弦太(ガンバ大阪)がかわされて先制ゴールを献上。しかし3分後、DF室屋成(FC東京)が巧みなターンから相手をかわしてクロスを送ると、中央に走り込んだFW武藤嘉紀(ニューカッスル)が相手に競り勝ち、ヘディングで同点ゴールを叩き込んだ。

 1-1で迎えた後半13分、室屋が右サイドからクロスを供給。これは相手にクリアされるも、こぼれ球に反応したボランチ起用の塩谷がペナルティーアーク後方から左足を振り抜き、豪快なミドルシュートを叩き込んだ。A代表3試合目にして初ゴールが価値ある決勝弾となり、塩谷はグループ首位通過での決勝トーナメント進出に大きく貢献した。

 今大会は参加国が16から24に拡大され、グループリーグは計36試合を消化。AFC公式サイトによると全96ゴール、1試合平均2.67ゴールが生まれたという。記事では、「アジアカップ史上最もエキサイティングなグループリーグ」と称するとともに、「いくつかのベストゴールを振り返り、あなたのお気に入りに投票してください」と“記憶に残るベストゴール候補10選”を公開した。

 塩谷の弾丸ミドル弾のほか、北海道コンサドーレ札幌でプレーするタイ代表MFチャナティップのバーレーン戦(1-0)での鮮やかなランニングボレー弾、トルクメニスタンMFアルスラン・アマノフが日本戦(2-3)で決めた30メートル弾、中国MFウー・レイがフィリピン戦(3-0)で叩き込んだバックステップしながらの右足ボレーなど10個のビューティフルゴールがセレクトされている。果たして、「グループリーグ・ベストゴール」の勲章は誰が手にするだろうか。

 AFCが選出したベストゴール候補10個は以下の通り。

1:インド代表FWスニル・チェトリ 対タイ戦(4-1)
2:イラン代表FWサマン・ゴドス 対イエメン戦(5-0)
3:トルクメニスタン代表MFアルスラン・アマノフ 対日本戦(2-3)
4:タイ代表MFチャナティップ 対バーレーン戦(1-0)
5:中国代表MFウー・レイ 対フィリピン戦(3-0)
6:イラク代表FWモハメド・アリ 対イエメン戦(3-0)
7:サウジアラビア代表FWファハド・アルムワラド 対レバノン戦(2-0)
8:オーストラリア代表FWアワー・メイビル 対シリア戦(3-2)
9:ベトナム代表MFグエン・クアン・ハイ 対イエメン戦(2-0)
10:日本代表DF塩谷司 対ウズベキスタン戦(2-1)

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