今季躍進するレスター戦術の限界 アーセナル戦前半の岡崎交代が示唆する課題

岡崎交代も戦術変更奏功せず、2-5で惨敗

 レスターのクラウディオ・ラニエリ監督が、2-5と敗れたアーセナル戦を振り返り、日本代表FW岡崎慎司を前半のみで交代させた意図を明かした。英地元紙「レスター・マーキュリー」が報じている。
 レスターは、この試合の前半13分にイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディのゴールで幸先良く先制した。だが、FWセオ・ウォルコットや、アレクシス・サンチェスらスピード豊かなアーセナルのアタッカー陣を前に守備が崩壊。最終的には2-5と大敗して、今季公式戦初黒星を喫した。
 「修理屋」の異名を持つ指揮官は「前半の出来は良かった。オープンな展開だった。我々は1点を決め、シュートがポストやクロスバーをたたく場面もあった。彼らは2点を決めた」と、強豪相手に1-2で折り返した前半戦に好印象を受けているようだ。
 しかし、イタリア人指揮官は後半開始直後から岡崎を下げてMFキングを投入。しかし、この采配が裏目に出たのか、さらに3失点を喫してしまった。ヴァーディは後半44分にこの試合2点目を決めたが、試合展開に影響を与えることはなかった。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング