「彼は守備よりも、やっぱり攻撃で結果を残したかったので……」

　そんな乾の行動に理解を示したのが長友だった。乾が果たしている守備での貢献を称賛した一方、心情を慮っている。

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「彼は守備よりも、やっぱり攻撃で結果を残したかったので……守備で相当頑張っていた。試合に出ていないというのもあって、コンディション的にきつかったというのもありますけど」

　ロシアW杯で乾と共闘した長友は「僕らは分かり合っている。今日も見ていて、貴士が持っている時に、俺だったらこうするなとか、いろいろなイメージを湧かせながら見ていた」と明かす。

　次戦から決勝トーナメントに突入し、相手は過去アジアカップ3回の優勝を誇るサウジアラビアだ。直近の対戦では2017年9月のW杯予選で0-1と敗れている。ピッチ外でも絶妙な関係性を見せる2人の再タッグ結成が見られるだろうか。

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