不完全燃焼のMF乾貴士、取材エリア素通り 長友佑都が心情理解「彼は守備よりも…」

第3戦を前に交代枠について指揮官に質問した乾、「悔しい思い」を吐露

 最大の見せ場は前半19分のシーンだ。FW武藤嘉紀(ニューカッスル)のプレスから乾がボールを奪ってカウンターを発動し、そのままドリブルで持ち上がってペナルティーエリア左に侵入した武藤へパス。これをダイレクトで中央に折り返すとFW北川航也(清水エスパルス)が詰める。相手DFにクリアされるも、こぼれ球に反応した乾が右足ボレーを放つ。地面に叩きつける抑えの効いた一撃が相手ゴールを襲うもGKの好セーブに遭った。

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 以降、攻守に奔走した乾だがゴールは奪えないまま、後半35分にポジションを争うMF原口元気(ハノーファー)と交代。ベンチへ戻る際には森保一監督と握手を交わしている。

 乾は2試合連続で余った交代枠について指揮官に質問をぶつけていた。第1戦で2枠、第2戦で1枠が余ったまま終えており、「不満とかそういうのじゃなく、疑問として聞きにいった」と乾は語る。ウズベキスタン戦前には「この2戦、交代枠を残しましたけど、悔しい思いをしていることは間違いない」と吐露していたなか、並々ならぬ思いで試合に臨んだはずだ。

 そうした強い思いの反動なのか、不完全燃焼に終わったウズベキスタン戦後、記者取材エリアを足早に通り過ぎている。

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