イブラヒモビッチがC・ロナウドへ皮肉 「ユベントス移籍は挑戦でもなんでもない」
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C・ロナウドの「挑戦」発言を受けたイブラヒモビッチが“真の挑戦”について語る
昨夏、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは9シーズンにわたり絶対的エースとして君臨したレアル・マドリードを退団し、イタリア王者ユベントスへ新天地を求めた。その公式記者会見の場で、ロナウドは「挑戦のため」と移籍の理由を明かしたが、それに対して元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが物申していると、英公共放送「BBC」が報じている。
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昨年12月、ロナウドは長きにわたってリーガ・エスパニョーラで鎬を削ってきたバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシについて聞かれた際に、「僕はイングランド、スペイン、イタリア、ポルトガル、そして代表チームでプレーしてきたが、彼はいまだにスペインにいる。彼のほうが僕を必要としているかもしれない。僕にとっては人生は挑戦。それをいいと思っているし、人々をハッピーにするのが好きだ。彼には、いつかぜひ、イタリアに来てほしいね。僕みたいに挑戦を受け入れてほしい」と、ライバルへの思いを語っていた。
現在、MLS(メジャーリーグサッカー)のLAギャラクシーでプレーするイブラヒモビッチは、この発言に対して「ロナウドは“挑戦”について語っているが、彼はセリエAを勝ち続けているクラブに行くと決断したんだ」と、強いチームへ移籍したことを強調した。
続けて「なぜ、数年前の2部にいる時のクラブを選ばなかったんだ? そういう2部のクラブでチャンピオンになり、そして、最高のレベルまで導びこうと試みるべきだ。ユベントスへの移籍は挑戦でもなんでもない」と、2006-07シーズンにセリエBでの戦いを強いられた当時のユベントスへ移籍することこそが挑戦だと、皮肉を言った。
(FOOTBALL ZONE編集部)